令和6年 年頭のご挨拶


新年のごあいさつ

謹んで新年のご挨拶を申し上げるとともに、令和6年1月1日能登半島地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、被災された皆様とそのご家族に対しまして、謹んでお見舞い申し上げます。また、荒天の中、救難活動に従事されている皆様のご労苦に感謝を申し上げます。

旧年中は、交通安全協会の活動に多大なご支援とご理解を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。

さて、昨年の宮前区内における人身交通事故の発生件数は378件でした。この数字は、一昨年の356件より22件多かったのですが、宮前警察署発足以来1番少ない件数であった一昨年に続き過去2番目に少ない件数でした。また、昨年の交通死亡事故の発生件数は1件1人で、一作年の4人からマイナス3人減少しました。

死者数の減少は、宮前警察署等行政機関と我々交通安全ボランティアが協力し官民一体となったきめ細かい交通広報、交通教育及び交通監視を継続してきた成果と思います。1件でも多くの交通事故を抑止して、より安全な宮前区を体感できるよう、今年も各種交通安全活動を積極的に取り組んでまいります。より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、皆様方にとりまして、明るく健やかな一年となりますよう心から祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

     宮前交通安全協会 会長 鮫島 隆(写真前列右端)

新年のごあいさつ

    宮前警察署  署長  扇山 剛(写真前列中央)

 謹んで新春の御挨拶を申し上げます。

  宮前交通安全協会の皆様には、御家族共々輝かしい新年をお迎えになられたことと心から御慶び申し上げます。

 また、旧年中、皆様には地域に根差した交通安全活動を始め、警察の活動に対し、深い御理解と多大な御支援・御協力を賜りましたことを心より厚くお礼申し上げます。

 本年も地域の安全安心、交通事故の根絶を目指し何卒皆様のお力添えを頂ければ幸いです。

  さて、昨年の宮前区内の交通情勢につきましては、怪我のある交通事故発生件数は378件、怪我をされた方は438人、亡くなられた方は1人であり、発生件数は、前年比プラス22件、約6パーセントの増加となっております。

 また、県内におきましては交通事故で亡くなられた方が115人と、統計を取り始めてから過去二番目に少ない人数で、事故抑止の効果が大きく表れております。

  昨年を振り返りますと、コロナ禍が完全に緩和されたことで街中が活気を取り戻すと同時に交通量が増え、交通事故で怪我をした方の人数は大きく増加しました。

 しかし、怪我をした方が増加傾向にあるものの宮前区内では交通事故で亡くなられた方が一人と一昨年より三人減少となっております。

 これも偏に暑さ寒さの厳しい折にも、地域の交通安全活動を献身的に続けて来られた皆様の御活躍によるものであり、改めて厚く御礼申し上げます。

 そして、道路交通法の改正により自転車のヘルメット着用の努力義務化や新たなモビリティとして登場した電動キックボードの制度化が成され、将来の交通環境が変化する第一歩の年でもありました。

 時代の変化と共に、交通環境も大きく変革していく中で、交通事故は「誰もが一瞬にして加害者にも被害者にもなる可能性がある身近な問題。」であることには変わりはありません。

 そのためには、道路を利用する一人ひとりが、そのことをよく理解し、運転者はもちろん、道路を利用する全ての人が、交通ルールやマナーを身に付け、守ることによって交通事故の抑止となり、「安全で安心して暮らせる地域社会」が実現できるものだと考えています。

 当署といたしましては、本年も悲惨な交通事故を根絶するため、署員一丸となって、交通安全教育、交通広報、交通指導取締りなど様々な交通安全活動に全力で取り組んでまいります。

  新年を迎え、宮前交通安全協会の皆様方をはじめとする関係機関、団体及び町内会の皆様と共に連携を強化し、犯罪や交通事故を抑止して、「安全で安心して暮らせる宮前、交通事故のない宮前」を目指してまいります。   結びに、宮前交通安全協会の益々の御発展と会員の皆様方の御健勝と御多幸を心から御祈念申し上げ、新年の御挨拶とさせていただきます。

新年のごあいさつ 

 宮前警察署 交通課長 亀卦川 和政(写真後列左端)

 宮前交通安全協会の皆様、新年あけましておめでとうございます。

 宮前交通安全協会の皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのことと心から御慶び申し上げます。

 昨年も宮前交通安全協会の皆様には、集団街頭監視をはじめ各種キャンペーン、交通安全活動等に御尽力いただき誠にありがとうございました。-皆様のご協力により、昨年の宮前区内の怪我のある事故の発生件数は、宮前警察署始まって以来2番目に少ない件数となりました。

 これも「交通事故の無い、明るく安全な宮前区」を目指し、日々地域の交通安全のために活動を続けて来られた皆様の弛みない御努力の賜物と、心から敬意を表し感謝を申し上げます。

 交通事故発生状況を分析してみますと、二輪車の事故は微増しましたが、逆に歩行者と自転車の事故が減少しました。自転車の事故が減少したことについては、昨年七月に自転車のヘルメット着用が努力義務となったことで、自転車の在り方について大きな社会的反響があり、地域の皆様に自転車に対する交通ルールを再認識していただいたこと、また、道路を安全に利用しようという思いを持っていただいたことが、事故の減少に繋がったと考えております。 

 宮前署におきましては、自転車の交通違反に対する指導取締りを強力に推進したことから、少しでも交通事故の減少に貢献できたのではないかと考えております。

 交通事故は、「ちょっとした油断。」で発生することが多く、ドライバーの皆様には常に緊張感を持っていただき、「自分は事故等起こさない。」「事故が起きるわけがない。」という間違った考え方を改めていただければと思います。そして、そのためには、事故の怖さを知っていただくための活動も重要だと考えておりますので、宮前署では今後とも、さらに多種多様な交通安全の取組みを強化して行く所存でございます。

 宮前区から一件でも悲惨な交通事故を減少させるため、宮前交通安全協会の皆様の御協力をいただき、交通安全広報や各種キャンペーンを通じて「交通事故抑止」に努めていきたいと思っております。

 結びに宮前交通安全協会の益々の発展と皆様の御健勝、御多幸を心より御祈念申し上げ新年の御挨拶とさせていただきます。 


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